大規模な交通シミュレーションにおけるオントロジーの構築と、オントロジーマッチングの方式について研究を進めています。特に、自動運転車やIoT(Internet of Thing)などのインフラを想定した上でのスマートシティのシュミレーションにおけるオントロジーについては初めての試みです。名工大と協定を結んだアルカラ大学の研究者で、平成28年度にはSuselの上司や仲間もユニット招致として名工大に滞在が予定されています。
Kwei-Jay Lin
University of Calfornia, Irvine(United States)
IoT(Internet of Things)に基づくスマートホームやスマートビルディングにおける、最適な環境設定システムや、日常的かつ継続的な合意形成支援の方法について研究を進めております。またIoTデバイスのハードウェアとミドルウェアの構築に関する知見は、河川監視の大規模センサーネットワーク(国土交通省との共同研究)にもつながっています。Lin教授とはIEEEの国際会議を共同開催やUCIの学生交換なども行っています。
Tim Baarslag先生は、自動交渉エージェントやANAC(交渉エージェント競技会)について、2010年ごろから共同研究を行っています。名工大には、すでに3回滞在しておられ。数回のセミナーおよび授業も担当していただいております。現在は、パンドラ・アルゴリズムを用いた、逐次意思決定アルゴリズムについて共同研究を深めています。